美しい姿勢を保つ為に重要な筋肉=腸腰筋=

美しい姿勢を保つためには方法があります。長年、姿勢分析を行い、パーソナルトレーニングを指導してきたトレーナーが教える解剖学。今回は誰もが気になる骨盤の筋肉です。

美しい姿勢を保つために重要な筋肉=腸腰筋=

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美しい姿勢を保つためには、意識して姿勢を正すことではありません!
無意識で姿勢を体が覚えているので、意識して姿勢を正しても、すぐに戻ってしまいます。

やはり美しい姿勢を保つためには、まずは自分の姿勢がどうなっているのか?
どのようにすれば正しくなるのか?を知るべきです。

体を知って美しい姿勢を目指す!

体には大小含めて600を超えるほどの筋肉があります。
筋肉は腱となって骨に付着し、収縮することによって骨(関節)を動かす役目を持っています。

他にも体温を上昇させたり、血液やリンパ液などを流れをよくするなどの役割があります。

筋肉は表層にある大きな筋肉群(アウターマッスル)と、深層にある小さな筋肉群(インナーマッスル)に分けられており、アウターマッスルに関しては動きがメインですが、インナーマッスルは姿勢を保持したり、関節を保護したりする役目があります。

最近、インナーマッスルを鍛えると言うのが当たり前になってきましたが、昔はほとんどがアウターマッスルをトレーニングで強化することしか教えられてきませんでした。

今回は皆さんが興味を持っている骨盤の重要な筋肉『腸腰筋』をご説明しますが、これは深層にある筋肉群です。
骨盤にある深層筋ですので、美しい姿勢を保つためには重要な役割を持つ筋肉です。

腸腰筋

腸腰筋の役割とは

腸腰筋とは、外から見えない身体の深部にある筋肉で、大腰筋、腸骨筋、小腰筋という3つの筋肉から構成されています。
歩く時や良い姿勢を作る為には欠かせない筋肉です。弱ってしまうと腰痛や、足が上らずつまずきやすくなったり、上半身と下半身をつないでいる唯一の筋肉ですから、体の軸を支えられず、猫背の原因になってしまいます。

腸腰筋が鍛えられ、しっかり動くようになると姿勢を良くなるだけではなく、副次的な作用として、痩せやすい体質に。日常生活の動きが改善されることで、行動力が上がり痩せやすいという生活と体に好循環をもたらしていきます。

腸腰筋を鍛えるメリット

腸腰筋を鍛えることで、ボディラインが綺麗になります。女性には嬉しい、ヒップアップ、ウエスト引き締め、ポッコリお腹解消といった効果が期待出来ます。

また、インナーマッスルの代表格でもある腸腰筋。インナーマッスルは脂肪をエネルギー源としています。
筋トレ効果のほかダイエット効果の高い赤筋。赤筋は体の内部に多くみられる筋肉で、内臓機能にも大きく影響を与えます。

生命の維持装置ともいえる赤筋が基礎代謝の筋肉。毛細血管が多く、酸素が豊富に供給されるので、エネルギー燃焼力が高いとも言われています。
赤筋を増やし基礎代謝アップ!

腸腰筋を自分で鍛えよう

①普段の歩きを意識する
階段は1段とばして上り、歩くときは歩幅を広めに。

②トレーニング
レッグレイズ

  • 床に仰向けになる(ヨガマットやタオルなど硬すぎない所で)。お腹に手を添えると収縮がわかりやすいのでおススメです。
  • 床から両足を10~15センチの位置まで上げ保持します。※保持は5秒程度でOK.
  • 息を止めないように意識しながら、徐々に足を上げていきます(ゆっくり息を吸いながら)。 ニーレイズ
  • 床に仰向けになる(ヨガマットやタオルなど硬すぎない所で)。
  • 両膝を曲げた状態で、足を床から10センチ程度離す。
  • 息を止めないように意識しながら、ゆっくりと上げます。ポイント…呼吸は止めないように、股関節を90度付近まで持ち上げる。
  • 足の先が床につかない位までゆっくりと降ろし、再び上げていく。
    10回を1セットで行ないましょう。

腸腰筋は代謝が大きく加齢と共に衰えやすい部分です。
腸腰筋を鍛えることで、ダイエットだけではなく健康やアンチエイジングにも効果的ですので是非鍛えておきたい部分ですね。

なかなか自分で筋肉の働きを知り、強化をすることは難しく感じるかも知れませんが、体の理論を知っていくと、体をイメージ通りに変えていくことは難しいことではありません。

O脚や猫背、骨盤のゆがみなど、誰もが姿勢に自信が持てないかもしれませんが、姿勢の崩れは筋バランスの不良からくることがほとんどです。
筋肉を知って、自分の理想の体に近づけたいものですね。